2016.08.07

７時間

デサントバードマンカップ２日目。
選手のゲートオープン前に飛ぼうとする講習生＆パイロットは少なく、日曜日なのにスタッフはゆっくりなもんです。

唯一フライトした講習生はNP大喜ｸﾝのみ。
１０時にテイクオフ。
タンデムも飛んで、パイロットも数名がフライト。

朝から条件はそこそこですが、上空にしっかり北東の風が入ってます。
こんなに入ってるとは・・・若干荒れそうな感じです。

大会は、１０時半～ゲートオープン。
うちらは見て応援。

昼ぐらいから、講習生＆パイロットが続々来られ、フリーフライトで１３時過ぎから入山しました。
しかし、テイクオフも少し東風が入り込み、テイクオフ前とランディングが嫌な感じで、パイロットのみが飛ぶ状態になりました。

その後、１４時過ぎ、ちょっと西風が安定してきた雰囲気となり、講習生のみなさんフライト開始。

しかし、上空の北東の風は弱っているが、まだちゃんと入っている感じです。
テイクオフ前をすばやく上げて、上空に逃げれば、安定しているので、飛んですぐ上げるのが、よい空域にいけるかどうか勝負でした。

みなさんうまいこと上げて上空には多くのフライヤー。
結構講習生の皆さんもあげれてます。
昨年入校組みも随分とソアリングが上達したものです。
練習は裏切りません。

講習生が寄り添って飛んでますねー。
B級金澤ｸﾝで１２００ｍほどあがってました。
他の方もそれぐらい上昇していました。

しかし！！
上がる勝者の影には敗者が・・・

トップアウトしきれず、テイクオフちょっと下をひたすら粘り。
高く上がる初級機やNP、パイロットを見上げたお二人。
次があるさ～

降りてきた勝者金澤ｸﾝから一言・・・「またいい日がありますよ～」
慰められぇ～
金澤ｸﾝ火に油を注いだな（笑）
他の講習生は、楽しいけど敗者には多くは語らず。

１６時になってさらに穏やかになりましたので、トータル４本目の筒井さん。
飛べました！！

さて、ゴンドラ営業終了の１７時を過ぎ、空を見上げると、ポツポツと飛んでいるパラグライダー数機。
もうサーマルがなくなり降りてきそうです。
その中に、おバカな若者が一人。
ここまでくると才能なのかも知れない。

朝１０時ゲートオープン前に飛んだNP大喜ｸﾝがゆっくりと下がってきました。
そのまさかです。

大会中も飛び続け、北東入って荒れているときも高いとこにいて、荒れているところを回避し・・・
NPの飛んでいい範囲の北高圧～南高圧の狭い範囲をひたすら飛んでいたんです。
時間にして７時間。
トラック距離にして１５０ｋｍ。

獅子吼の山が見えななるまで塗りつぶしたね。
うまくなるよ！！
エライ！！
夏は熱中症に注意ですけどね。

本人いわく雲底で水蒸気を水分補給らしい。
その才能は誰にも負けないぞ！！