2025.05.13

尾神岳回収ツアー

先週土曜日の大荒れ?の尾神岳J1リーグ大会で、とんでもないところのツリーランしてしまった、O橋さん。
回収班が到着してO橋さんとともに下山できたのは２３時とのことでした。

そしてとても困難な場所であった為、救助隊と相談し、機材はあきらめてここに捨てましょう～
となったそうなんです。
グライダーのダメージも大きかったですしね。

山にグライダーとハーネス放置は気持ち良いものでない。
環境にもよくないし、イメージよくない。

で・・・
日曜日に長島さんが「地元メンバーは回収が無理ということなんで獅子吼から行ってくれないか？僕もいけたら行きます。」
ならちょっと予定を組んで「ゴンドラ休みの火曜日ならいけるかもしれないです！」
長島さん「僕は平日は無理なんだ。今週の土日じゃないと、、、」
スクール閉めて土日は無理に決まってんじゃーん。おーい！！それは最初から行けないってことですよー。

Ｏ橋さんもなんか淋しそうだし、いつもお世話になってますから何とか段取り取りましょう～。
Ｏ橋さんは火曜日ＯＫとな。
りちゃさんは月曜日残業したら、火曜日有給取れるとのこと・・・漢気最高！
で俺ともう一人必要だね。
カイ君ＳＯＳ！！ＯＫしてくれた！！

で朝４時に鶴来を出発して、新潟県の尾神岳エリアに７時に到着。
回収はやめといた方がいい、場所がやばい！！あそこは誰も行ったことがない！！ってさんざんビビらされたんで、しっかり準備。
クライミングハーネス、ヘルメット装着して肌の露出をできる限り避け。
あと尾神岳はブヨとやぶ蚊が大量にいるんですよね。その辺も虫よけスプレーで対策していざ出発！！

雪を滑落しそうに下ったり・・・・

ＧＰＳ見ながら藪漕ぎしたり、

３時間かけて装備がおいてあるであろう尾根上まで到着。
急斜面をロープで降下していきます。

Ｏ橋さんが、「その降りたところの雪渓の右側です！！」って言うんですが、降りたがなんもなし。
これはやばいかも。見つからない？

でもＧＰＳの座標はもう少し反対側を示してる気がする。
もっと下なのか？もっと横方向じゃない？
なんて迷いながら探してると・・・・

ガサガサ・・・・と茶色い物体がゆっくり動いてます。
あーーーーーー

でた！！

熊だわ。

テンション駄々下がりです。

どうしよう、熊がパラグライダーの練習してたら、それは取り上げれないね。

はい！！つまらない事言えばテンション復活！！

見つけれました！！
ここまで５時間経過しました！！

この重い機材をまた担ぎ上げてもどります。

そして、ふと見たら・・・

確かに雪渓？残雪？
僕たちの想像をはるかに超える小ささに思わず大爆笑。
O橋さんは確かに間違ってなかった。

また藪漕ぎして斜面を上がって、３時間歩いてテイクオフに戻りました。
はい、全身やばいです。バキバキです。

なのに・・・・

２０歳はパラグライダーで飛んでるわ～
まじか！！

ということで無事に回収終わり石川県に帰ってきました。

Ｏ橋さんには、週末タンデム待ってますよ～
りちゃさん「関西人恐ろしい・・・・悪魔や！！きっちり回収の回収するんや。」

しかし、いろいろな難所があり、回収は楽しかったですよ。
みんなも来ればよかったのに～こんなこと２０年に１回あるかないかですよ。