2022.03.20

冬眠は冬眠でもない

「タカさんは冬はどうしてるんですか?」
夏の稼ぎで冬は豪遊してます!!って言いたいところですが、そうもいかない。
ということで、そろそろ春の訪れなんで、タカの冬生活をまとめてみました。

まずスキーですね。
12月2週目あたりから子供のスキーが始まるので保護者としてその送迎やら大会のときに役員の当番など、まぁ子供会の野球なんかと同じような感じです。
3シーズン前まではスキーはこれだけで、年末年始、2月中旬には台湾フライトツアーやら紀の川・朝霧ツアーをしていたんです。
しかし、コロナ禍ですべてなくなってしまったので、2シーズン前よりスキーインストラクター&スキーコーチへの復帰となったわけです。

私の所属しているのは、SIA公認ヒーローズスノースクール
https://www.iwaya-ski.com/
ここで、年末年始と忙しいときにレーシングスキーのサブコーチや担当をしています。


スクールの代表は岩谷高峰さん
サラエボオリンピック日本代表だったんですが、選手引退後もナショナルチームのコーチなどをしていましてスキーアルペン界のレジェンドです。
一緒に仕事させてもらい、スキーという点もそうですが、指導者としても学ぶべきところはたくさんあると感じてます。
日々勉強です。


年末年始は非常に多くの選手でにぎわいます。


2時間のポールトレーニングを2コマ合計4時間実施するんですが、これを2グループのジュニアとシニアに分けて実施します。
よって、コーチは4コマ8時間働くってことですね。
これは同じようにポールトレーニングのスクールを行っている方から見てもやりすぎ感たっぷりです。
そうですね、獅子吼のお盆時期にタンデム多すぎて予約取れなくて・・・・早朝と夕方に車であがってタンデム体験を実施する感じ。
まあ、うちもそんなことを普通にしているので、スキーの状況見てもびっくりはしない。
でもスキーの違うところは、風向き悪いとか、天気悪いとかがない。
よって、もちろんタカの連続勤務は10日を越えます。
夏も冬も一緒ですね。
違和感なしです。


菅平高原というところは非常に寒いですが晴天率は非常によいです。
朝からいろいろなチームやスクールがゲレンデのあちこちでポールをはります。
もちろんどこに誰が何時から何時まで張るってのは決まってます。
ここには3チームがポールコースを張ってますが、一番右にももうひとチーム張って4チームが張ることになります。

こんな感じで日々のレーシングスクールをやってました。
岩谷さんいるときは良いんですが、私だけで担当するときは少しドキドキなんですよ。
岩谷さんの看板を背負うって感じなるのでかなりプレッシャーを感じるんです。
しかし、頼まれる信頼というかチャンスを使い自分も少しずつスキルアップできればと感じる次第です。


あと、昨年はコロナ禍で全くできなかった団体レッスン、いわゆる修学旅行のレッスンもスクールとしてできました。
私もそのうちの1つの団体だけコーチとして参加。
レッスンはしませんでしたが、団体レッスンがスムーズに進むようにサポートというか裏方ですね。
先生とお話したり、体調不良の生徒さんの対応したり、あと習熟度が遅い生徒さんに個別レッスンしたりといった感じです。


スキースクールでの生活は、一軒家というかちょっと小さめのペンションみたいなところにスタッフで住んでいます。
食事はホテルの食事を毎日食べる感じです。
ある日の夕食です。
毎日こんな感じでおいしいものいっぱいですので、たくさん動いてるのに痩せなかったな。

スキーはこんなかんじですね。
台湾ツアーが復活したらこれもしつつ台湾も行くから・・・忙しなってるやん!!ってなりそうです。
コロナ禍明けがある意味怖いです。

JHF事業
タカはJHFの理事をしてまして理事として担当委員会は教員スクール事業委員会をしてます。
理事会は2ヶ月に1回程度でスクール事業委員会は月に1回程度ですね。
リモートが多くなったので楽になりましたが、それでも理事会に東京へは1回だけいきましたね。

JHFの委員会の事業で冬にやってるのはまず上級タンデム検定会ですね。
今年は、開催が少なかったですが、1回だけ朝霧にて上級タンデム検定会へ検定員として行きました。


そのタイミング、飛びに来た竹原さん。
昨年初フライトしたタツさんもこられてました。
タツさんのテイクオフデイレクターはスカイ朝霧のスタッフにお願いして・・・ありがたかったです。
あかねチャンもとんぼで飛んでたらしい。飛んでるの見つけたらすぐわかったけどね。
冬に飛べるのは貴重です。

大阪で教員検定会の学科検定会にも行きました。


ここでは講師をしたり、色々段取りしたりと活動をしてます。
今年は、リモートで2会場で検定会を実施。2日間の試験となりました。


そして新しい試みとして、大阪・兵庫・和歌山の3府県連が同じ会場でトーイングによる講習会を実施。


夕方はJHFと県連開催の座学と安全講習会を実施。
スカイパラグライダーズ天野さんに、マテリアルからみるグライダーのあれこれの講習を聞きまして・・・
以前に石川県連でも予定していた講習です。非常に良い講習会でタカも勉強になりました。
ぜひ石川県連でもやってほしいですね。

昨年入校した伊藤夫妻がこられてシーズン前のグラハンをめいいっぱいやってましたし、講習会も参加。
よかったよかった。

それ以外にもいろいろやってました。


ゆうじ君からATOMIC SKIからオリジナルのタンデム機の作成のオーダーをもらいまして、BGDで作成。
1ヶ月ちょいと短い期間でBGDは作ってくれました。
やればできるんじゃーん!

まあ、なぜそんなに納期を急いだかというと、白馬で行われる全日本スキー技術選手権大会の期間中にこのATOMICグライダーで大会バーンの上を飛ぶサプライズ企画ってのがありました。
ATOMIC良くこの企画にお金をだしてくれましたよ。
すごいね~
そして、風にも恵まれて期間中に1日だけ飛ぶことができました。
この企画の中にはいろいろなドラマが盛りこまれてますが・・・そこまで書くと長いので、割愛。


タカも当日、撮影とサポートで参加できました。
よかったよかった。
そして楽しかった、次の日足がパンパンだった。
体力なさすぎです。


それから、茨城県のソラトピアつくば(フィールドジョイ)で飛んできました。


その時にミクが来ていたので、テイクオフディレクターのお手伝い。
ソラトピアつくばには20代の若者3名が住み込みでパラグライダーを学び、いずれパラグライダーで生計を立てれるように修行中です。
その3人に同年代のミクも刺激を受けてました。
タカはその姿をみて、俺もそうだったなぁ~
若いときは3人であーだこーだと生活しながらパラグライダーな日々でした。
今年はこの3人が獅子吼へ2ヶ月前後で交代でやってきます。
飛びを学ぶことはもちろん、パラグライダースクールのあれこれを他でも見るといったものです。
もちろん、草刈りや掃除などの雑用もしてくれるので、スクールにとってはありがたい。
今年はちょっと楽させてもらえるかなぁ~甘いか!?乞うご期待!


ゲインパラグライダースクールではタンデム体験のお手伝いをしてきました。
ここは、私にとって古巣のフライヤーさんがたくさんいます。
なんか、嬉しくなるんですよね。

こんな日々の合間にちょっと実家へ帰ったりと・・・まあこんな冬でした。
さて、そろそろ獅子吼のシーズン始まりです。
しかし、例年以上に積雪が多く裏の道の除雪は厳しいのかもしれません。
4月2週目までにはゴンドラが動くことをねがってますね。
何より、今シーズンはゴンドラが止まることなく動き続けることを願います。
獅子吼の山頂を図書館に?カフェ?wi-fi整備??そんな話題も聞こえてきます。
春になったら、ハートの花壇や芝桜も楽しみですね。
ジオパークの活動も盛り上がってくるはずです。

スクールスタッフもラインナップは過去最高の多さですね(笑)
タカ・おがわ・肥田・千田と4人もインストラクターが常駐してて、長島さんがスポットで。
それ以外にもタンデムパイロットもいて、ワーキングスタディーも盛上げてくれるでしょうね。
タンデム予約・入校生 どーんと来い!
良いシーズンスタートできますように!!

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