2021.08.31

予想以上に良かった

午前中は風向き微妙、減率もそこまで良く無さそう~
そして北沢でドローンの飛行テストするから気をつけてと言われている。

今日は曇り予報ですが、意外と晴れそうな感じがするし、昼からの風向きはすごいよくなりそう。
それを見越して、今日は12時入山です!!

天気予報が悪かったからか、フライヤーは少なめ。
テイクオフに入山すると、しっかり晴れてるし、西風2m/sちょいといい感じ。
やさしそうなサーマルコンディションです。


皆さん準備してフライト。
タカもSWINGのアルカスRS2でフライト。
講習生中井さんは、穏やかそうなんでSKYWALK ARAK AIRでフライト。


ARAK AIRはさすがの軽量グライダーで、結構カルカルです。
グラハンしっかり出来ないとうまいことコントロールして出て行けないですね
中井さん、立ち上げて、翼端が入り込んでいたのをしっかりコントロールして翼を作り頭上安定して出て行きました。
これぐらいグライダー操作をテイクオフで出来たら乗れそうな気もせんでもないが、心配はある。
今日は穏やかですからね。
中井さんの感想は、「飛ぶ!!楽しい!!しかし、揺れるし、翼がいきなりビューンってなります。まあ今日は荒れてましたよね!?」
という感じです。
今日は、めっちゃ穏やかサーマルですよ(笑)普通の条件ではやっぱり厳しいな。

条件も良くみんな穏やかに雲底付近まで上昇して移動できてました。


高見さんは久しぶりに飛んでます~1ヶ月ぶりだそうです。
タカは超久しぶりのスインググライダーを触りました。
なおみさんがアルカスいいよって言うし、ロンダさんが海外サイトで良い評価受けてるから私も乗りたいって言うし・・・
しゃーねーなー

スイングはうちのフライヤーはほぼ見ないと思いますので、説明しますね。
歴史あるブランドです。ドイツのメーカーで一時期は爆発的なヒット商品を出してました。
ただ、コンペ機作ると危ないもんしか出来てこなかった。
爆発的なヒットしたのが、アルカスです。DHV-1でしたね。今で言うとEN-Aです。
このアルカスのヒットをだしたメインスタッフの1人が現在のスカイウォークの社長です。
よって、昔からは少しずつ変わってるんですよね。

アルカスと聞くとEN-Aのイメージがあるタカです。
しかし、アルカスRS2はEN-Bで57セル、チリ5と同じじゃん。
アスペクトは、ノーマルBとハイエンドBの中間。

立上げは普通にあがってきます。
ハンドリングは、やっぱりスイングだぁ~
そう、スイングハンドリングです。
しかし、ターンの導入はかなり良くなってますが、ブレークのニュートラルしたのちょい重いところのフィーリングは少し悪いです。
テクニックあればそこを使わないでも十分動かせる。
旋回中にピッチが下がらないで安定してるので、サーマルの質やサイズによってバンク調整がややテクニックが必要だね。
今日の条件で言うと、弱いサーマルを捕まえてソアリングするときに上がらないなぁ~。
ちょっとテクニック必要だなぁ~。と感じたが、サーマルが強くなると良い動きをしてました。
そして、すごいのはグライドです。


めっちゃ速いです。滑空性能は明らかにハイエンドBだね。
アクセル踏んだ時も十分すぎる性能と速度を感じました。
これは飛ぶわ~
ちょっと穏やかな条件でしたが、1100mまで上がり簡単にダムまで余裕のグライド。
普通に3機目4機目で乗っても十分楽しめる。


ダムで高度900mとなりましたが、1グライドでリターンして、高度400mぐらいで戻って来ました。
まっすぐ飛ぶのはめっちゃ楽しい。

このグライダーは白馬で飛ぶといいだろうね。
広い範囲をビュンビュン!!強めのサーマルをぐいぐい!!
って感じでした。
Bクラスでこれからクロカンするよ~って方にはいいね。
これは、ミドルBとか言ってるけど立派なハイエンドBだな。
しかし、タカ個人的には旋回中のちょっと引いたところのフィーリングと外翼のピッチが下がらない動きが好きじゃない。
これがスイングのチューニングなんだけど、昔よりはかなり良くなってる気はしました。

ちなみにこの後、西田クンも試乗。
めっちゃ速くて、グライド最高です。ROOK2より全然性能いいです。とな。
しかし、飛ぶ前にいったよね。渋いサーマルは浮かないからなって・・
これならガンガンいけそうと感じて攻めて低くなり、上げなおす自信あったが、渋サーマル上げれず、リターンできませんでした(笑)
だから言ったのに。「へたくそー」と愛ある言葉をかけてやりました。

ブラックライトより飛ぶ、ROOK2よりとぶ、チリ4より飛ぶ感じなんで、2機目に乗るのは無理だと思いまーす。

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