2018.08.15

多忙につき写真少なめです

朝から良い天気ですが、遠くに雨雲が見える。
こっちに来そうで、こない。
今日は上空は南~南東の風。

獅子吼が西風が吹くのは、本流が南東の風のおかげ。
この話は、ブログでもメールでも口頭でも何度も説明してますよね。
じゃあ、南東の風が予想外に南西風になったらどうなるだろう?
そもそも、南東の風はどれくらいの強さなのだろうか?
海沿いは今日はどんな風が吹いてるのだろうか?

飛ぶ前に観察していれば、雨雲ができてそれがこっちにくるか、来ないことは少し読めるかもしれませんね。
午後はどんな風になるのだろうか?
もしかして・・・・
色々と気象をデーターを飛ぶ前に自分で調べてきてもらえれば、イメージがつくので、どうすれば良いか対処がつくでしょう。

タカの朝の天気予報メールは、色々可能性がある中で、考えて伝えたいことの2分の1ぐらいにしてお送りしております。よって、残りの半分は各自で見ておいて欲しいです。

2018.08.15.sora.jpg
朝のうちは弱い西風で普通に飛べました。
昼ぐらいに1回小雨が10分ぐらい降りました。

その後、ちょっと西風で上空がよくなり良い感じでソアリング。
しかし、上空は徐々に南西の風となり・・・
これはダメな兆候ですね。
今日、南西の風が入ってくると、これは本流の南東の風が、南~南西の風にシフトしてしまった証拠。
上空の本流は強めで、10m/s近く吹いてるはずなんで、南西の風になった時点で、風が一気に上がる可能性があります。
この時点で、パイロット&NPには警告。
B級はクローズ。

そして、その後南西の風は強くなり、NPもクローズ。
その後、再び南西の風が弱くなったような感じになりました。
NPは再びオープンです。
ここで重要なのはなぜ南西の風が弱くなったのか?また、吹く可能性はあるのかないのか?
色々可能性を考えれば、弱いのは今だけかの知れないと思うのが得策です。

NPの皆さん次々にテイクオフ。
そして、飛んで少しすれば、また少し南西の風がアップしてきた様子。
それでも、ソアリングしてます。
テイクフにいたNPの方も、更に強くなる前に飛び立ちます。

いやいや、強くなり始めた時点で、飛ばない選択があったかと思います。
獅子吼の南西の風、強めはほんとよくないことは知ってるはずですよね。
もちろんランディングでは、南西の風の嫌な動きを感じながら高度処理。

この状況では、降りるときには南西の風強くなるのを想定しながら飛ばなければならないといけないはず。
飛ぶ前に想定出来てましたかね~。
獅子吼でのランディングでの事故の7割が南西の風。
北西の風とは状況が違いますからね。

ということで、タカの教え方が悪いんだんぁ~。と自分を反省する1日でした。
ベテランパイロットに「タカは教えすぎ!!あれは最終的に上手くならん」言われたことあるよねぇ~
そうだとわかってて・・・ん・・・・や

飛ばない判断をしたNPがおられなかったのが・・・・んーーーー。
NPで安全のためにコントロールやコースの誘導が入るということは、コンディションが技術を超えてるということだと思います。

2018.08.15.hayashi.jpg
本日、パイロットHさん、南西の風のランディングでドカーーーンいきましたが、診察の結果大丈夫でした。
マイカーに乗ってかえれました。
ご心配かけました。今日来ていた方にご報告です。

2018.08.15.tdm.jpg
タンデム体験のお客さんには昼頃までにみなさん飛んでいただけました。
最後のお客さんだけ、風が悪いためキャンセルとさせていただきました。
また次にお願い致します。

アーカイブ