2015.06.23

CAYENNE5&BASE

朝から晴れ渡り・・・雲が出来始め。
昼過ぎにはやばい状況になるかと思ってましたが・・・結果ギリギリセーフでした。

朝からフライヤーさんが集り、久しぶりにしっかり飛べる火曜日。
そんな火曜日しかこれない山田さん、朝1本目は見事な空振りフライトを披露。
その後来られた村井さんに「今日は飛べてよかったですね~」
微妙な空気漂います(笑)
山田さんも答えに困る。

2015.06.23.mina.jpg
さておき。2本目は黒い雲がはり始め、穏やかに吸い上げがありまして・・・
心地よく移動できました。
南の更なる黒い雲へいく勇気はなかったようで、北側中心にフライト。
まあ飛べたほうだね。

2015.06.23.sora.jpg
もうダメかと思った昼過ぎ
雲が少し衰退したので、皆さんフライト。
それでもやはり南側へは行きたくない雰囲気でしたね。
しかし、攻めていいのか攻めてはダメなのか判断つかずNPクラスは消極的になってしまうフライト。
まあ仕方ありません。
あの雲はちょっとね・・・・

南へはタカ&村本さんが行きまして、村本さんはガレ場あたりで少し雨を感じたとな。

結局夕方は雨降りませんでしたが、フォローになりましたよ。

お待たせしました!!
久しぶりの試乗リポートです

カイエン5
遂にパイロットの皆さんお待ちかねカイエン5が獅子吼に上陸!!
まだSサイズ(85kg-105kg)しか日本には入ってきてないのであしからず。
タカはバラストを約8kgほど積んで94kgで試乗をしました。

見た目のマテリアルですが、生地はやや軽量気味の生地を使用されています。
ラインはトップラインは非常に細い。
しかしアッパーラインは被覆ありの通常のラインを使用、Cの1本だけ被覆ナシのコンペラインだったですね。
ライザーはしっかりとした作りでいつものスカイウォークと同じ。
エアーインテークはシャークノーズのような作りでしたけどオゾンほどシャークじゃないので、シャーノーズとは言わないのか?まあそんな感じ。

2015.06.23.カイエンライザー.jpg
ラインチェックは100パーセント絡みます。
だって細いラインが多いしね。仕方ない
そんなことは、人間の問題で何とかしてください。って感じです。

2015.06.23.カイエン5tk.jpg
いよいよ立上げです。
軽い!!傾きやすい感じ。
POISON3な雰囲気。わからないかな~。
DELTA2は地面付近からどっしり重さと翼の硬さを感じますが、カイエンは柔らかく上がってきます。
そして、頭の上で、バシッとする!!

テイクオフで傾き修正が苦手な方は苦労するでしょうね。
しかし、これを苦労するなら乗らないほうがいいかもね。

2015.06.23.カイエン5.jpg
しっかりしたサーマル条件でフライト。
吸い上げもあったり、風が強く吹くタイミングもあったりとノーマルな条件でしょう。

グライダーの安定性は抜群です。
このアスペクト比から想像するに、翼端ぴくぴくと思いきやどっしり。
ただし、いきなり強いサーマルに入ったと時にはシャークノーズ特有のピッチダウンと翼のテンションの抜けは少し感じます。
その瞬間は翼が柔らかく感じる。
DELTA2は翼の柔らかさ変化せずに、「ふっ」っとにぬけるでしょ。
動きの違いはないけどフィーリングに違いはあり。

2015.06.23.カイエン5空.jpg
ハンドリングはやや重さを感じながらひいてくる感じで、旋回は非常にタイトながら安定的。外翼のブレークの使用範囲も非常に大きく使い易い。
サーマルの中でも旋回は安定的で文句なし。

あたりまえですが、性能は非常によい。
ヘッドウインドでの進みが特に抜群でしたよ。
巡航速度が速めに設定されていて、アクセルの引きしろが少ない気がしたが、気のせいかな?
フルアクセルの時は驚いた!!
めっちゃ安定的、もっと引けないの?って思ったぐらい。
性能は当然オメガ8やM4より出てるでしょうね。

DELTA2(下限気味)と一緒に飛びましたが、DELTA2アクセルチョイ踏みとカイエン5巡航が速度的に同じぐらいだったかな。

期待以上の出来でした。
体重レンジ的には、Sサイズ的には90Kg-100kgがベストかと思いますね。

ただ、安定性があるから誰でも乗れるわけでもないですよ。
性能のよいものどほど危険回避のテクニックがより必要となってきますので・・・・
テクニックがあることが必須です。
安定とは。、あくまでも私の想像より安定性があったという意味です。
もちろんきちんとしたピッチ操作を行っての話です。

カイエン5では扱いとフィーリングにちょっと・・・と思う方は断然ELANをおすすめだね。
もっとイージーだしって感じです。

BGD BASE

2015.06.23.base.jpg

BGDからでたハイエンドBクラス
以前台湾で試乗したサイズは、上限パンパンだったので、今回はMLサイズ(85kg-105kg)をバラス3kg積んで88kgで試乗。

6月18日・弱いサーマルでの試乗で、強いサーマルでは乗れていません。
マテリアルは見た目ノーマルの生地にノーマルの被覆付きライン。
Bクラスはこれでいいんですよ。

立上げは、オゾン・ラッシュ4とかデルタ2と似て地面付近から重さを感じ翼の硬さを感じながら立ち上がってくる感じです。
こいつも、シャークノーズっぽいですが、シャークノーズって書いてないのでポイだけですかね?
頭上に来た時に良さを感じた。
チリ3やラッシュ4などは頭上で通り越しかぶり易く、抑えると揚力がグイットでる感じで・・・Bクラスを乗る少し技術が未熟なBクラス乗りはかなり苦労してる様子ですが、BASEはかなり頭上でおとなしく止まってくれる感じです。
ブレークの効きもよい感じと言っていいのだろうかな。

上空にでて感じるのは巡航速度の速さ。
Bクラスの下限気味にしては速度が速いですね。
しかし、これは性能の良さでしょう。
ラッシュ4もそうだったけど、このクラスは性能を上げて、ある程度の乗りやすさを出すのが売れそうですから。このある程度が各メーカーのポイントなんでしょう。
一般フライヤーが性能感じるのは、アクセル踏んでどうとかよりも巡航速度。
このクラスの巡航はどんどん速くなっていきそうな気がします。

少し考え方が古いと、どんどん下限で乗ってしまいそうだけどこんなものですよ。
これが速いならもうワンクラス下の翼を選ぶべきですね。

旋回性はかなり良く翼も硬い。
チリ3に比べてクイックでまわし易い感じがしました。
ダイレクトに操作し易い翼、下限気味を思わせない感じです。
性能は、ハイエンドBはどれも似たようなものですよ。
乗り手の速度管理次第でしょう。

そして、アクセルを踏んだとき、実はここがハイエンドBクラスの真の性能が問われる。
ちょっと沈下大きいかな~。

体重レンジ的には、87kg-94kgのあたりの感じがベストな体重レンジかと思いましたね。
おすすめの1機ですよ。

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