2017.03.20

やさとツアー3日目

一昨日、昨日と非常に良い条件でしたが、獅子吼メンバーの一部だけが好条件でのフライトを物にすることが出来ただけで、全員とまではいきません。
問題点は・・・やはりテイクオフ。
狭いテイクオフでの、すばやい準備と正確性。

そして、『今だ!!』の決断力。
テイクオフにおいての攻防に問題があったかと。

哲さんのエリア、テイクオフは狭いものの、テイクオフへのアクセスが比較的早い。
ちょっと道のりは険しくて困難はあるけれども・・・
条件的には、飛びやすいほうであるが、西風や東風がしっかりからむと飛べなくなってしまう。

ということで、若干の西風に対応できる南テイクオフと南東テイクオフがあり、尚且つテイクオフが広いフィールドジョイ・そらとぴあパラグライダースクールへ行きました。

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スクールは大きく、綺麗に整備されてます。
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クラブハウスの中もかわいいですねー。

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受付をすませていざ入山です。
今日は、南テイクオフと南東テイクオフもどちらもいけそうだが・・・・どうしますか?

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本流は南風です。

南東テイクオフ。
十分広く、斜度はきつめ。
テイクオフかなりの部分を人工芝で囲ってあり、クリーン。
車降りて歩かなくて良い。
しかし、谷の奥にありランディングまでやや遠い。
南風だと、テイクオフしてからちょっと横かぶりで・・・揺れたり下がったり・・・
南斜面に出るまでは気が緩めれないが、南斜面に出るとドカーンと上がる。

南テイクオフ。
南東テイクオフから担いで歩いて10分~15分。
テイクオフは片斜面で、基本関東の赤土全開のテイクオフ。
グライダーには確実に土汚れが・・・
しかし、南風であれば簡単に出られて、飛んだらすぐに上昇風が当たりやすい。
ランディングも近い。

さあ、あなたならどっちを選びますか?

タカはあえて、どっちが良いとは言いませんでした。
それぞれの考える中でやってもらえればいいかな~
そして、二手に分かれました。

南東テイクオフチーム野島さん
テイクオフしていきましたが・・・ふらふらと・・・
南側につけたが、低くなってしましい上がれずランディング向うも、ちょっと届かなかった。

南テイクオフからでた、フィールドジョイの講習生は簡単にあがってる。

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続いて、太田さん。
南側に良い高さでつけてそのまま1500mオーバー。

一方、南テイクオフチームは・・・

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木谷さんテイクオフしてから・・・ぐいぐいっと10分で1800mに到達。
しかし、この土煙は関東だねぇ~

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南テイクオフチームは順調にでて、かるーく1800mまで上昇して、盆地あたりを移動。

しかし、南東テイクオフは西風が絡み始め、飛べなくなりました。
そして、南東テイクオフを選んだチームはあきらめて、南テイクオフへ移動。
山道を歩いた・・・

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そして、南テイクオフに着たけど、ちょっと南西で出にくい。
テイクオフ失敗すると・・・煙に巻かれます。
何度かトライしたけど、最後はあきらめました。
グライダー土だらけ・・・さらに、20分ほど斜面を登って帰ることになります。

あーーー

判断の分かれ道がおおきい。
これが茨城よ!!

振り替えれば・・・哲さんのエリアは、ランチャーだけどグライダーがあまり汚れない。
テイクオフにあがるまでは早い。テイクオフランディングが近い。
これも魅力な要素でしたね。

ちまみにタカはこの地で育ったんで、こんなことは何度も経験したさ~
「あー1km隣の山は飛んでるのに、うちは飛ばないなんて!!!!」的なね。
どれだけ悔しい思いしてきたか・・・ということでこんなもんなんです。
状況の読み、準備、正確性が求められますね。

獅子吼では、意識しないところですよね。
一日に何度もトライできて、テイクオフもクリーンでゆっくり出来る。
テイクオフの順番の駆け引きや準備はそんなに気にしなくても大丈夫ですよね。
しかし、八郷には獅子吼では味わえない2000mオーバーの条件と広大な空を自由に飛びまわれる魅力がある。

みんなにはこの地でパラグライダーを始めて、この地で飛んでる方が沢山いるってことを知ってもらえればね。
しかも、ここが日本で一番パラ人口が多い場所でもあるんだよね。
ツアーでは獅子吼ではできない経験をたくさんするので、今の自分には何が足りないのか、確認することができる気がします。

このツアーで2016年度のツアーは終了!!
各ツアーへ参加いただいた方、ありがとうございました!
2017年度もいろんなツアーを企画しますので、楽しみにしてくださいね。
「ここで飛んでみたい!」とのご希望もぜひください。
そしてたくさん方の参加をお待ちしております。

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