2011.07.08

バリ島フライトツアー2011

7月2日(土)

いよいよバリ島ツアーです。
土曜日の夜20時小松空港発の飛行機に乗り、羽田空港へ。
空港1.jpg
そして真新しい羽田の国際線からフライト。

7月3日(日)

0:30に羽田から出発しました。
気になる荷物の重量でしたが、タカの軽量グライダーセットが効いて余裕のクリアー。
そして、シンガポールの空港経由でインドネシアはバリ島へ入ります。

バリ島へは、昼の12時に到着。
入国は、ビザやらなんやらでめんどくさいことが多いですが、事前の準備で何なくクリアー。
旅行会社のスタッフが、すでに迎えに来ていただいてたので、そのままクタ地区にある宿泊先のハードロックホテルへ直行。
ホテル着2.jpg
クタ地区はバリ一の繁華街で、昔ビーチでテロもあったところ。
ホテルの警備は厳重です。
駐車場に入るのに毎回ボンネット開けて、下回りチャックして、怪しければトランクチェック。

安心なような不安なような。

ホテルに着いたらすぐさまエリアに向かう準備をします。
すでに現地ガイド杉浦さんが、迎えに来てくれていました。

そして、ティンビスエリアに直行。
ティンビス着3.jpg
エリアはすでに風がよくパラがソアリングして飛んでました。
まずは、様子見て話し聞いて・・・・。
どうやらトップランが基本らしいです

ということで本日のテーマはトップランということに。
風はイージーなのでどんどんテイクオフそしてソアリング。
ティンビス4.jpg
初日なので、移動距離は2kmそこそこにして、1時間程度フライトして、さあランディングです。

いやードラマがありました。
難しいですねトップラン。
集合5.jpg
初日にしては最高の風とツアー出だし。

夕食は杉浦さんおすすめのバリ風中華の店。
食事6.jpg
ビールが旨い!料理最高!!

ホテルに戻ってからはハードロックホテルならではの生ライブを堪能しました。
ライブ7.jpg

7月4日(月)

日本的に考えれば、朝夕は風が弱くて昼が強いと思いきや、バリは基本的に午前中は風が弱く徐々に日没につれて風が強くなるとのこと。
今日は弱い予報なので、ホテル出発は11時に。

午前中は、クタビーチを歩いたり。
朝散歩8.jpg
オイルマッサージを体験したり、プールで泳いだりと少しリラックス。

11時にホテルを出たらまず早めの昼食
エリア近くの超ローカルなお店

普通の旅では来ないよ的なところです。
豚肉料理のお店。
豚の丸焼き9.jpg
こんな豚の丸焼きを切って食べたんですよ。

昼過ぎに昨日と同じティンビスエリアに到着。
風、超弱い。

風待ちです。
しかし、ここバリ涼しい。
日本より湿度が低く、気温も低い。
日陰だったら暑さは気にならないです。
待つこと2時間。
エリアには、ヨーロッパ系の方々も続々登場。

そして、弱い風の中、タカがエリアの皆さんを代表してフライトに挑戦。
超ギリギリのフライトで何とかリッジ取れるかも・・・・・。
taka10.jpg
何とかのれた!!
そして、渋い中、東へ西へ5kmほど移動して飛ぶが、結局テイクオフからは誰も出て来ず。

そこへドイツ人が「日本人に負けてたまるか!!」と言ってストラトス7でテイクオフ。
テイクオフ前で少し飛んだら無理と言ってすぐにトップランしてたな。

フライト後はお互いを讃えて仲良く握手。

再度、風が弱くなったのでタカもトップラン。
さらに待つこと1時間。

日没は6時ですが、すでに5時
すると少し風が・・・いやー微妙。
ほぼあきらめて、高見さん・ウッチー・太田さんがテイクオフするもリッジ乗れず下のビーチへランディング。
鍋の底11.jpg
ビーチは日陰で真っ暗。
そして、そこには敗北感が漂っているそうです。
太田さんはここを「鍋の底」に落ちたと表現しておりました。
ちなみにビーチからテイクオフまで70mはがけを担ぎ上げなんですね。

その後、5時半ごろにスーパーな風が吹き始めました。
さくら・おがわはいい風に乗れ、リッジをとって東へ移動。
昨日よりは少し遠いところまでいけました。
隣の東風のときのテイクオフポイントまではアウト&リターンとなかなかのコンディション。
サンセット12.jpg
担ぎ上げてきた、太田さん・高見さんもなんだか悔しいので、日没までの15分最後のフライト。
みなさんその後はスーパーセーフティーにトップラン!!

本日最高だったよ。
さて、明日は違うエリアに行きます。

夕食は、これまたローカルなオープンカフェ・レストラン。
南十字星がキレイに見えてましたよ。
かえると南十字星13.jpg
ヤギの串焼き・カエルのから揚げ・ナシゴレン・スープなどなど。
もちろんビールは欠かせません。
蛙おいしかったよ。

7月5日(火) 

今日も飛びますよ。
本日は、リッジ&サーマルの出る高低差250mのティンビスエリアへ移動です。
エリアとしては昼から風が強くて飛べないことが多いので午前中がベターだとか?
サーマルもあるので、アゲンスト2m/sもあれば十分だそうです。

8時にホテルを出て、途中のお店で、パンやら飲み物を買って10時前には到着。
エリアに着いたらまず説明を受けて入山です。

そしてここは250m担ぎ上げなんですね。
軽量グライダーセットのタカは自分で持って上がりますが、そのほかのメンバーはポーターが持って上がってくれます。
もちろん有料。

ポーターは主婦のバイトって感じでした。
おばちゃんたち頭にザック載せてサンダルで山を上がっていきます。
いやー元気。
チャンディダサ登り14.jpg
約30分ほどで到着。

テイクオフは狭いし急斜面。周りはひっかかりそうな木が茂ってます。
「あーーーーまじでぇえええええ」

そんな感じでした。
しかし、肝心の風がない。無風???
というよりフォローじゃない?
日陰でゆっくり風待ち。ここも涼しいので苦ではないです。
海を見て風を待ってまさにお休みの醍醐味。
チャンディダサ15.jpg
12時になったので昼ごはんを食べて、終わったころにアゲインストがたまに。
そして13時前にはいい感じのアゲインストへ。

ダミーにおがわが準備して13時にテイクオフ。
すばらしいテイクオフ!!
そして、すぐにリッジを引っ掛けサーマルにも少し乗りあっという間に200mほどトップアウト。
チャンディダサテイクオフ16.jpg
そして、すぐさま、さくらもバシッとテイクオフ。
ちょっと時間かかったけど、ウッチーは3回でテイクオフ

だんだん飛んでいくと、サポートが少なくなってくるので難しくなりますが、太田さんも1回でテイクオフ。
高見さんもテイクオフ。

みなさんトップアウトしてソアリングできてます。
テイクオフの風が弱くなっても裏からのアーベントサーマルで上がっていきます。

タカが出るときはテイクオフの風がかなり弱くなり始め・・・・・一人では不安なぐらいでしたが。
気持ちでテイクオフしていきました。

飛べば、かなり良いコンディション。
チャンディダサ17.jpg
サーマルあり、リッジあり、谷渡りありと飛びまくり。
チャンディダサ18.jpg
最高でした。
後ろのには霊峰3150mのアグー山が見えました。
霊峰アグー19.jpg
飽きて飛び終えたときには16時。
今日も遊んだぜ。

夕食は近くの高級レストラン(ホントは昼食で行く予定だった)で炭焼きのステーキをいただきました。
夕食20.jpg
おいしかったです。
高級といっても、ビールと食事で日本円で1500円です。

さて、明日は最終日。
今回のツアーのテーマは「飛び」ですから最終日も飛んで終わりますよ!!

7月6日(水)

午後からだと風が吹かないエリアなのに、今日は朝から3時までしか飛ベるチャンスはありません。
しかし、予報はやや強めなので、期待できますね。

10時にホテルをチェックアウトしてエリアに向かいます。
今日はバリ島でヒンドゥー教のお祭りなので町は静かです。
エリアも11時からしか飛べないとのこと。

11時についたが風は弱ーーーい。
待つこと2時間。
風は良くなり始めフライト。

そして、風はどんどん強くなりはじめ、5m/sほどに。
ツアーで一番吹いたかもしれない。

そして、リッジの幅も広かったです。
8kmほどの範囲を飛べましたね。
高度が上がらないのにどんどん移動するのはみなさんドキドキするようですので、タカが高度を下げて、先頭きって誘導していきます。
移動範囲も広がりました。
ティンビス21.jpg
高さも、70mから飛んで180mぐらいまで取れましたかな?
そして、リミット時間の2時30分ランディングの時間で、全員西の浜へランディングです。
今日はトップランして失敗すると大変なんで安全マージンとりました。

西の浜は車が入ってこれるので、そのままパックしてホテルへ戻れます。
飛んだー22.jpg
最終日もガッツリ飛んでフライト終了。

ホテルに戻って、荷物をとり、旅行会社のラウンジでシャワーを浴びて、荷物整理して、空港です。
夜8時の飛行機に乗って翌朝8時に日本着です。
無事?に楽しく終えたツアーでした。
楽しかった。

ただし、行きに無線機がないと騒ぎ、初日に帽子がなくなり、最終日にルミックスのデジカメをシンガポール空港に忘れてきたけどね。
フライヤーは物を忘れやすいものです(笑)

* 7/11追記 *

YouTubeで動画アップしましたー。

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